2年位前に軽トラに取り付けたメディアプレーヤー。
中国製で格安ながら性能的にもそれなりに満足していたのですがここにきて不具合が多発しています。
その不具合ですが、通常カーステレオはエンジンのON/OFFに連動して起動して落ちるのですがいつしか起動しなくなるというものです。
この症状は取り付けて1年くらいたってから発生し、修理しようと軽トラから外してみたところもとに戻ったので、様子見でまた使い続けていたところ半年後くらいに再度発生。やはり取り外すともとに戻るのでその後再発した際には本体は外さずにおおもとのバッテリーのマイナス端子を外して復帰することを確認しました。
このメディアプレーヤーの電源はメイン電源(常時電源(12V))とACC電源(アクセサリー電源(エンジンONでON))の2系統あって要するに常時電源を切ればもとに戻ることがわかりました。ちなみに本体前面パネルにリセットスイッチがあるのですが残念ながらこのスイッチを押してもこの症状を改善させることはできませんでした。
もともとこの製品はサポートも取説もちゃんとしていないので推察になりますが、この症状の原因は本体起動もしくは電源OFFの際に内部のシステムがバグって起動しなくなるんだと思います。電源の入り方、切れ方でシステムがバグることは設計的な問題もありそうですが最初はうまく起動できていたところからすると経時変化で条件が変わってしまった可能性があるかもしれません。
この症状、最初は数か月に1回だったのが最近では頻繁に発生していてそのたびにバッテリーを外すのは問題があるので何か対策をする必要があります。
考えた対策は二つです。
①このメディアプレーヤーを使うのはやめて新たなプレーヤーを購入するか元のラジオに戻す
②この症状が出たときにバッテリーを外すことなく復帰できるようにする
この症状が出てバッテリーを外して復帰したとしても、本体プリセット(ラジオ局のプリセット)がリセットされてしまうため、正直、新たなプレーヤーを購入して取り付けなおした方が良いのはわかっていますがもう少し頑張って使ってみようと思います。
とうことで②のバッテリーを外すことなく復帰できるようにするため、以下のようにスイッチを取り付けて対策してみようと思います。
このスイッチによって起動できな症状が発生した場合でもメイン電源をスイッチで切って復帰できるようになるはずです。注意としてはメイン電源がない場合にアクセサリ電源が入っていると本体回路に異常な電圧がかかることがある可能性があるためエンジンは切った状態でスイッチを切り替える必要はあるかと思います。
ダッシュボードに穴を開けたくないのでスイッチはパネルに取り付けてから小物入れ部に両面テープで貼り付けるようにします。
組み込み後、何回か軽トラを使用しましたがやはり症状が発生。
このスイッチを使って見事復帰できるようになりました。
あきらかに不具合の発生率が高くなっていますが当分はこのスイッチを使って使い続けたいと思います。いずれはプレーヤーごと取り替えることになるかもしれませんが。。