トリマーテーブル その2

先日作ったトリマーテーブルをさらに便利に使えるようにフェンスを作ります。

最初にまず完成形をお見せします。

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トリマーテーブル完成形

トリマーテーブルにフェンスをつけてさらにホースで掃除機につなぎます。これで何ができるかというと、フェンスで角材の面取り寸法を微妙に調整できるのと削った屑を掃除機で吸い取りながら加工できるのであとで掃除する必要がありません。加工には削り屑が大量に出るので掃除機で吸い取りながらできるのは大変便利なのです。

ではまず設計図から。

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フェンス設計図

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使用する部材の加工完了

ほぼ余っていた材料を使用しているので設計図と寸法を変えているものもあります。

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掃除機をつなぐ部分は塩ビパイプを使用します

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不要な部分をカット

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塩ビパイプで板を挟みます

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木工用ボンドで接着

フェンスは垂直になるように調整します。ボンドが乾いたら念のためビス止めもしておきます。フェンスそのものはこれで完成。

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フェンスをテーブルに固定する方法を変更

フェンスをテーブルに固定するところで問題発生。テーブル側に鬼目ナットを埋め込んでノブ付きボルトで締める計画だったのですが天板に使用しているMDF材料では鬼目ナットの埋め込みが強度的に不可能というのがわかったため、急遽計画変更。天板の穴を貫通させて裏側には蝶ナットをつけることにしました。ノブ付きボルトを締める際に蝶ナットを持って回転しないようにしておく必要がありますが仕方ありません。

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フェンスをテーブルに固定

このノブ付きボルトを緩めればフェンスの位置を変えることができ、トリマービットでの面取り寸法を調整することができます。

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フェンスにホースを取り付け

フェンスにつけた塩ビパイプにホースを取り付け、その先に掃除機を取り付けます。このホースは洗濯機の排水ホースを延長するものを流用しています。塩ビパイプにも掃除機にも奇跡的にそのまま接続できる径でした。

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試し切り

試しに角材の面取りをしてみました。削り屑も飛び散らずきれいに加工ができました。額縁を作るときにこのような加工をするのですが今までは丸鋸で少しづつ削っていたものが一発で削れるようになりました。しかも削り屑の掃除も不要です。

自分で言うのもなんですが、 部品の加工精度が上がっているので完成度も高くなってきています。。