4年前まで親から引き継いだ田んぼを耕し米を作っておりました。広さは一反くらいの田んぼでたいした収穫量もなかったのですが当然一人で食べきれるはずもなく親戚に配ってもまだまだたっぷり残っています。古米とはいえ米用の冷蔵庫で玄米保存しているのでまだまだ食べられます。
たっぷり残っているお米ですが数年前から少しでも美味しく食べるために小型の精米機を購入し、炊く直前に精米して食べています。
精米機は使わなくなった保冷型米びつの上にのせていたのですが、今回米びつを片付けて棚を作り整理することにしました。
設計するにあたり2つのポイントを考慮します。
(1)材料は新たに購入せず家にある24mm厚の杉材を使用
(2)精米機はかくはん型で振動が大きいので強度を確保する
いつもそうですが設計図は最大外形寸法と構造を決め材料を加工するための基準寸法のために作ります。実際に製作していく途中で組み立て方や強度、材料の反りや精度の問題で設計を現物に合わせていくので完成品は設計図と変わることが多いです。今回も同様に完成品は設計図とは異なります。
天板、棚板は2枚の板を継ぎ足して作ります。
足は強度確保のため2枚の板を貼り合わせます。
強度確保のため棚板の梁になるように横板を追加しました。この板はフローリング材の残りです。このあと、天板の角を面取りして載せれば完成です。
自分で言うのものなんですが、だんだん加工精度が上がってきて出来上がりに満足するようになりました。
精米機を動作させて振動しても問題ありません。